「股関節の理学療法」Q&A

「股関節の理学療法」にご参加いただいた皆さまからの質問にお答えします!

Question6

股関節外転運動による回転軸の再形成の際、足部を外反位にすることでなぜ股関節の安定性向上につながるのでしょうか。

 

 

Answer

足関節を外反というよりも、底背屈ゼロ度でやや外反ですね。おそらく、これは筋活動のシナジーなんじゃないのかな???踵接地の際に、足関節が背屈して腓腹筋の内側頭が引き延ばされると、それがトリガーとなって股関節や膝の伸展筋の活動が高まるという感覚運動協調があります。たぶん、それだと思いますよ。