受付中の講習会

直立二足歩行〜そのメカニズムと機能再建のためのアプローチ〜(オンデマンド配信)

・講師:石井慎一郎

・動画視聴期間:

  A) 6月1日(土) 0時 〜 6月30日(日)24時 (1ヶ月間)

  B) 6月1日(土) 0時 〜 7月31日(水)24時 (2ヶ月間)

   ※どちらも動画内容は同じで、視聴期間のみ異なります

・動画時間:約120分 × 8回分

★受講費 A) 13,200円(税込)、B) 19,800円(税込)

【概要】

 ヒトの移動様式は脊柱と後脚が直立した姿勢を基本姿勢として、2本の脚を交互に振り出して推進する直立二足歩行である。直立二足歩行は、ヒトだけにみられる極めて特異的な移動様式だと言える。最近の研究結果から、ヒトの祖先は初めから直立二足歩行をめざして進化したのではなく、直立姿勢への適応という段階を経て、その結果として直立二足歩行が可能になったと考えられている。つまり、ヒトの姿勢と歩行の成り立ちは、重力場に対して姿勢を直立化させ、前肢を体重支持から完全に解放する指向性に基づいているということである。地上に進出した初期の両生類の前肢後肢の筋配列は同じで体軸に、ほぼ直角に付くので捻り歩行であった。哺乳類になると前肢と後肢は互いに反対方向に回転し体軸に平行な矢状面に落ち着き、後肢による蹴り出しが有効となった。霊長類の中に樹上で直立姿勢可能な1群が現れ、2足歩行への道が開けた。水中から重力環境への重力対応に四肢に配列された3対6筋の筋配列が重要な役割を果たした。

 歩行能力を再獲得するためには、まず直立姿勢を獲得した後、歩行を可能にするメカニズムの再獲得を図るべきである。

 歩行を可能にするメカニズムは、①初期接地時の関節の配列と剛性制御、②荷重応答期の衝撃吸収、③荷重応答期の関節の動的安定化、④全足底接地から立脚中期の重心の上前方への推進、⑤立脚後期の股関節の伸展、⑥前額面における重心移動と制動、⑦遊脚が挙げられる。

 歩行練習の構成は、動作のメカニズムのどこに問題があるのかを見極めて、欠落する機能に対してその運動要素を切り出して練習を行った後、「動作のメカニズム」を連続するよう順序づけ、動作パターンとして身体全体に運動が円滑に波及するように学習を行う必要がある。

 本講習会では、水中から上陸を果たし、さらに直立二足歩行へと進化を遂げたヒトの進化のプロセスを供覧しながら、直立二足歩行を可能にする機能について解説をする。また、歩行のバイオメカニクスの理解と歩行を可能にする7つのメカニズムについて解説を行い、動作練習の方法について再考したい。




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