受付中の講習会

筋膜をターゲットとしたセラピーの可能性

〜運動&内部機能障害に対して〜

第1回 09月24日(土) 20時~22時

第2回 10月01日(土) 20時~22時

第3回 10月08日(土) 20時~22時

★全3回コース、参加費11,000円(税込)

【概要】

 膜・Fascia(筋膜)に関する研究は現在でも未だ不十分とはいえ、この10年で臨床的にも有用な多くのことが明らかになっています。それに応じて、筋膜を標的組織としたさまざまな施術方法・メソッドが存在していますが、どの方法がどのような症状に有用なのか?という問いに答えられるだけのエビデンスは揃っているとは言い難い状況です。しかし、事例ベースでは、実際に各手法において、さまざまな効果が報告されており、臨床において活用されています。

 本セミナーでは、解剖学・生理学・運動学などの基礎知識を中心に臨床を展開してこられたセラピストが「筋膜をターゲットとしたセラピーではどのような臨床展開が可能なのか?」を知ることができ、筋膜についての限られた根拠と実際の臨床経験により蓄積された手法について学ぶことが可能です。「筋膜についての基礎が知りたい」、「筋膜をターゲットとした徒手療法に興味があるけれど、二の足を踏んでいる…」といったセラピストの方やスポーツ選手に起こる「脇腹痛・差し込み痛」、「吐き戻し感・症状」、一般の方の「胃腸の不快感」や「便秘・下痢」、「呼吸困難感」などの内部機能障害について、何の手立ても立てられないまま途方に暮れている方トレーナー・セラピストの方にとっては必聴の内容です!

 

【講義内容】

 第1回 セラピーを提供する際、筋膜をどう捉えるか?

      ~身体に触れる際には筋膜に対して何かしらの影響を及ぼしている~

 

 第2回 身体が左右非対称であることをベースとした筋膜への介入の考え方

     (内部機能障害がない場合)

 

 第3回 内部機能障害への介入の考え方 ・筋膜の構造と解剖・生理学
・筋膜をターゲットとした施術の適応症状と禁忌

  ・筋膜をターゲットとした施術の際の評価方法

  ・浅筋膜/深層脂肪層の評価と介入方法

  ・各種ツールを用いたリリース方法の特徴

  ・浅筋膜への介入で奏功した症例提示と解説 (運動機能障害と内部機能障害)

  ・深筋膜の評価と介入方法

  ・深筋膜への介入で奏功した症例提示と解説 (運動機能障害)

  ・内部機能障害に対する筋膜からのアプローチ

  ・筋膜への介入で奏功した症例提示と解説 (内部機能障害)

 

 *一部の症例について(セミナーですべてを紹介するかについては未定です)

・腰痛、フローズンショルダー、手首の痛み、橋本病、慢性疲労が続いていたが、筋膜に対するアプローチにより元気だった頃に続けていたゴルフをやり込めるまで回復している40代女性。

 

・数年前に発症したハムの肉離れの後遺症により、張りや違和感を繰り返し思うようにプレーできなかったプロサッカー選手が数回の施術により症状が消失し好調を維持している。

 

・膝痛が2ヶ月続いた学生エリートランナー、アキレス腱部痛に4ヶ月以上悩まされた学生エリートランナー、腸脛靱帯部痛に4ヶ月以上も悩まされていた学生エリートランナーで、Dr.の運動許可があっても、なかなかスッキリ痛みが取れず、走っては痛めてを繰り返していた選手が1or2度の治療で、痛みが消失し、1-2週間後にスムーズに練習復帰できた

 

・慢性疲労気味で、いつも疲れている感じが取れず、肩こりが重く、毎年冬場になると喘息症状が出てしまう症状が5年以上続いた40代男性が数回の施術により、冬場の喘息症状が消失し、疲労感/肩こりが激減し、毎日体調良く過ごせるようになった。

 

・脇腹痛・差し込み痛に苦しむ19歳、エリート大学長距離ランナーでは、練習時に追い込んだ時 に、みぞおち~右脇腹にかけてツーンとくる差し込み痛が1ヶ月以上続き、マッサージ、鍼治療をしたが、軽快しなかった。 筋膜に対する治療介入を2回実施した結果、練習時の症状はゼロに。その後は再発なし

 

・吐き戻し感・症状に苦しむ25歳、エリート実業団長距離ランナーでは、2ヶ月前から少しずつ吐き戻すような感覚の症状が出始め、1ヶ月ほど前から、インターバルトレーニング時に実際に吐いてしまう症状が出現するまで悪化。通常通り、ケアとして、マッサージ・鍼治療には通院していたが寛解せず。消化器内科受診したが、検査結果異常なし。体幹部の筋緊張が全体的に強いので、リラクセーションに努めるよう指示あり。 →合計、8回(3.5ヶ月間で)の介入で、症状はほぼ消失。 少し吐き戻し感がでるような感覚?不安感?が1週間に1回出るか出ないかの程度で維持されている。

 

【講師から受講者へのメッセージ】

 

私は現在、整体院やスポーツ現場で一般の方からアスリートの方へ、不調症状の改善を目指し、日々コンディショニングを行なっています。アスリートのコンディショニングを除いて、クライアントの方はほぼすべての方が医療機関を受診しており、症状の改善が長期間停滞している方ばかりです。そのような方々のお悩みに寄り添いながら、なんとかならないものか?と試行錯誤を繰り返しているうちに、部分的にではありますが解決の糸口がつかめてきました。それはやはり、全てではないにせよ「筋膜」をターゲットとして取り組んできたことから生じたものが多々あります。

 これらの経験を筋膜をターゲットとしたセラピーに少しでもご興味のある方々と共有し、少しでも皆さんの臨床に活かしていただき、フィードバックをいただけると非常にありがたいと思っております。ご興味がありましたら、是非ご参加いただければ幸いです。

 

【講師】

 中本亮二先生

 Reboot Life(リブート ライフ) 代表

 一般社団法人ランナーズコンディショニング協会 代表理事

 

 ●資格等

  理学療法士

  日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

  体育学修士

  Certified Fascial Manipulation® Specialist (Fascial Manipulation Institute by Stecco, @Italy)

  臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー

  ランニング障害とパフォーマンスに関するセラピスト兼スペシャリスト


 

 ●活動経歴

  
 2002年 筑波大学大学院体育研究科スポーツ健康科学専攻修了(体育学修士)

  スポーツ医学研究室に所属し、スポーツ選手のコンディショニングに関して研鑽を積みながら、実践の場としてアメリカンフットボール部 ヘッドトレーナーとしてメディカルチームのディレクターを経験。

 

  2002~2006年 運動施設や整形外科クリニックにて健康運動指導やスポーツ選手のアスレティックリハビリテーションに従事.
2007年 東京衛生学園専門学校リハビリテーション学科卒業(理学療法士 国家資格取得)

 

  
2007~2011年 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院リハビリテーション部 理学療法士として、脳血管疾患、整形外科疾患、呼吸器疾患をはじめとする 様々な障害を有する方々のリハビリテーションに従事。

 

  2011~2016年 国立スポーツ科学センター メディカルセンター 専任理学療法士兼アスレティックトレーナーとして、オリンピック競技を中心に様々な 競技種目のトップアスリートに対するアスレティックリハビリテーションおよびコンディショニング、フィジカルトレーニングを担当。主に担当した種目は、陸上競技、柔道、スキー(アルペン·フリースタイル)、フェンシング、バレーボール、スピードスケート、フィギアスケ ート、新体操、体操、自転車、ラグビー、サッカー、バスケットボールなどがある。

 

  2016年~ 山手クリニック(東京都世田谷区)アドバイザー兼非常勤理学療法士、箱根駅伝出場大学長距離チーム、実業団陸上部の専属サポート開始

 

  2019年2月~ 自律神経を整える筋膜ケアサロン『Reboot Life(リブート ライフ)』を港区白金台に開業。現在はアスリートはもとより、 繰り返す痛み、不眠、頭痛、むくみ、ほてり、胃の不快症状、動悸など自律神経失調症状や更年期障害等の1年以上続く体の不調に悩むビジネスパーソンに対して、きめ細やかなカウンセリングと筋膜調整施術、栄養食事指導、コンディショニング指導を行っている. また、後進の育成のために理学療法士·トレーナー養成校や各種研修会での講師活動も継続中。 社会活動としてこれまで、日本オリンピック委員会強化スタッフ (医·科学スタッフ)、日本陸上競技連盟トレーナー部部員として活動し、ランニング障害·スポーツ栄養に関する分担執筆、雑誌執筆多数。

 

  2020年10月 一般社団法人ランナーズコンディショニング協会設立 (代表理事)


 

  2020年11月 単著『ランナーのためのメンテナンストレーニング』(ベースボールマガジン社) 執筆。



今後のスケジュールも調整中です。  coming soon...